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外壁のリフォームの費用相場は?工法別にリフォームの費用感を解説

外壁は、家の印象を大きく左右する部分です。

築年数が10~25年くらいになってきますと、汚れやひび割れが目立ち始めるので、「そろそろリフォームをした方がいいかな?」と検討し始める時期になります。

しかし、費用などの負担を考えると、なかなか依頼できずに放置してしまっていたという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、外壁リフォームの必要性や工法別費用の相場などを解説します。

ご自宅の壁の種類に合う適切な修理を行いましょう。

外壁リフォームの必要性

オレンジ色の壁の家

外壁リフォームは、外観を良くするだけでなく家と住人を守るために必要です。

小さなヒビや劣化を放置すると建物も住人も大きな被害を受けるリスクがあります。

まずは外壁リフォームの必要性についてご紹介します。

美的観点

外壁は建物の中でも特に雨風や紫外線の影響を受けやすく、年月の経過とともにひび割れや塗膜の剥がれなどの劣化が進行します。

こうした劣化を防ぐために行うのが外壁リフォームであり、建物を保護すると同時に外観を美しく保つことが主な目的です。

塗装を塗り替える際に色や質感を変更すれば、イメージを一新して新築時のような印象を取り戻すこともできます。

建物の第一印象を左右する部分でもあるため、定期的な点検とメンテナンスを行い、清潔感と耐久性を維持することが重要です。

防水の役割

外壁リフォームには、建物を美しく整えるだけでなく、雨水の侵入を防ぐ「防水」の役割もあります。

外壁のひび割れを放置すると、そこから浸入した雨水が柱や土台へと広がり、構造部分を傷める原因となります。

劣化が進行すると木材の腐食や家全体の傾きにつながることもあるため、早めの補修が欠かせません。

塗装の塗り替えやカバー工法によってひび割れを補修し、防水性を高めることで、建物の耐久性を長く保つことができます。

健康被害防止

外壁のリフォームは、建物を守るだけでなく、住む人の健康を守ることにもつながります。

外壁のひび割れから雨水が侵入し、土台が湿った状態が続くと、室内に黒カビが発生しやすくなります。

カビは喘息やアトピーなどのアレルギー症状を引き起こす要因にもなるため、早めのリフォームで予防することが大切です。

外壁を定期的にメンテナンスすることで、外観を美しく保ちながら、建物の寿命と家族の健康を守ることができます。

外壁の種類別リフォーム工法と費用

壁を修復している業者

外壁リフォームを行う際は、外壁の種類や状態に合った工法を選びましょう。

主な外壁の種類は以下4つとなっており、種類や工法によって修理費用が変わるため、相場額も押さえておきましょう。

  • サイディング
  • モルタル
  • ガルバリウム鋼板
  • ALCパネル

ここでは、それぞれの外壁の特徴やベストなリフォーム工法について、次に詳しく紹介します。
(相場額には諸経費や足場代は含んでおりません)

サイディング(窯業系)

サイディングとはパネルの外壁材を組み合わせて作る壁で、住宅街でよく見られます。

窯の中で高熱処理してパネルを製造するので、窯業系とも呼ばれています。

凸凹やレンガ調、タイル調などデザインが豊富でカラーも揃っており、今時のおしゃれな外観になる人気の外壁です。

材質 セメント、繊維質、パルプ等
メリット デザインが豊富
高度な技術がなくとも施工しやすい耐火性・耐久性に優れる
デメリット 目地(部材間の隙間や継ぎ目の部分)の劣化が目立つ

適切なリフォーム工法

サイディングの外壁は10〜15年で塗装やカバー工法、張り替え工事が必要です。

外壁の劣化が軽度なら塗装の塗り替えで済む場合もありますが、状態によっては現時点のパネルの上に新規のサイディングを重ねるカバー工法が推奨される場合もあります。

下地に劣化がある場合は、古いサイディングを剥がして張り直しをする張り替え工事を行います。

リフォーム費用の相場

サイディングの外壁リフォームの費用感は以下の通りです。

〈30坪の一戸建ての相場額〉
・塗装のみ:約70万〜140万円
・カバー工法(既存のパネルの上に重ねる):約130万〜220万円
・張り替え工事(既存パネルを撤去して、新規を貼る):約150万〜250万円
・通気工法:約130万~220万円

外壁材の裏に通気層を作って結露や腐敗を防ぐ通気工法がサイディングを用いる工法の場合義務化されているため、その分の費用も発生します。

モルタル

モルタル外壁は、木造住宅によく用いられる素材で、強度と耐久性に優れています。

職人がコテを使って左官仕上げやパターン仕上げを施すため、デザインの自由度が高く、質感のある仕上がりになります。

モルタルは落ち着いた色味や風合いが特徴で、住まいをモダンでシックな印象に見せることができる素材です。

材質 セメント 、 砂(細骨材) 、水
砂利は含まない
メリット 比較的安価
燃えにくい
継ぎ目がなく綺麗なデザイン
デメリット ヒビ割れしやすい
職人の高技術が必要

適切なリフォーム工法

モルタル外壁は継ぎ目がないため、見た目が美しい一方で、乾燥や地震などの影響でヒビが入りやすいという特徴があります。

防水機能が低下すると雨水が浸入しやすくなるため、シーリング剤による補修や塗装工事で定期的にメンテナンスを行うことが重要です。

一般的には7〜10年を目安に塗装の塗り替えを検討すると良いでしょう。職人の技術が必要なため、施工期間はやや長めになります。

リフォーム費用の相場

モルタルの外壁はヒビが入りやすいですが、劣化レベルはメンテナンスの頻度によって変わってきます。

雨だれやチョーキング現象(指でこすって塗装が指に付く)が起きたなら、メンテナンスのタイミングです。

症状が軽いうちに補修や塗り替えを行えば、工事費用を抑えられることもあります。
気になる症状を見つけたら、早めに専門業者へ相談しましょう。

〈30坪の一戸建ての相場額〉
・ヒビ割れ補修:約5万~15万円
・防水下地処理:約7万~20万円
・塗装:約80万〜140万円
・補修+防水工事+塗装の塗り直し:約100万〜180万円

ガルバリウム鋼板 (金属系サイディング)

ガルバリウム鋼板は金属系サイディングで30〜40年と長持ちする上、外観がシャープでスタイリッシュな雰囲気になる人気素材です。

しかし、他の壁の種類と比較すると材料費がかかるため、リフォームの相場額も高めになります。

材質 アルミニウム、亜鉛、シリコン、鋼版など金属外壁材
メリット 耐久性・断熱性に優れる
錆びにくい
軽量である
メンテナンス頻度が少なくて済む
デメリット 窯業系より高価
結露が発生しやすい
海の近くには不向き

専門技術が必要

適切なリフォーム工法

ガルバリウム鋼板の外壁のリフォーム工法は、既存の外壁の上から施工するカバー工法、もしくは張り替え工事が主流です。

ガルバリウム鋼板の外壁は、だいたい15〜20年でカバー工法か張り替え工事を行うのがおすすめです。

しかし、劣化がひどい場合は張り替え工事になるため、費用も高額になります。

リフォーム費用の相場

ガルバリウム鋼板の外壁リフォームは、対応しているカラーも少ないですし技術も要るため、施工実績のある業者に依頼することが重要になってきます。

また張り替えるとなると、窯業系サイディングより費用も高額です。

〈30坪の一戸建ての相場額〉
・カバー工法:約130万〜200万円
・張り替え工事:約150万〜360万円

ALCパネル

ALCパネルは燃えにくい外壁パネルとして人気があります。

火災時にも有毒ガスが発生せず、安全性が高いのが特徴で、主に鉄骨造の建物に多く採用されています。

材質 生石灰、珪石・セメント・発泡剤のアルミ粉等無機質素材
メリット 断熱性・耐火性・遮音性に優れる
デメリット 重量がある
水に弱い
継ぎ目が多い

適切なリフォーム工法

ALCパネルは、10〜15年で塗装と目地(部材間の隙間や継ぎ目の部分)の補修を行います。

これは、経年により防水機能や断熱機能が低下するためです。

目地の劣化が見られる場合は、シーリングの打ち替えと塗装工事を行うのが一般的で、パネル自体の張り替えが必要になるケースは稀です。

リフォーム費用の相場

ALCパネルの外壁の場合、ALCパネル自体の価格が高めなため、張り替え工事となると相場も上がります。

さらに、パネルが重量のある素材であることから、張り替えよりも塗装や補修によるリフォームが主流です。

ALCパネルの外壁をリフォームする場合は、実績ある業者とよく相談の上、工法を決めましょう。

〈30坪の一戸建ての相場額〉
・塗装+補修:約120万〜200万円
・張り替え工事(稀):約180万〜300万円

リフォームすべき劣化のサイン

壊れている壁

外壁リフォームをしたほうが良い劣化サインには、色褪せやヒビ(クラック)、剥がれが挙げられます。
また指で壁をこすったときにチョークのように色が付くチョーキング現象は、塗装や防水効果が落ちている証拠です。

そのほか、雨だれでさえ、塗膜が劣化しているサインになるので油断してはなりません。
こうした劣化サインを放置してしまうと、ヒビからどんどん雨水が建物内に入ってしまいます。

黒カビや結露の発生にも繋がり、住環境を悪化させるリスクも問題です。
状態が悪化すると、いざリフォームするときに費用もかさばり工期もかかるので注意が必要です。

一般的にどんな種類の外壁でも築年数10〜15年がメンテナンスの目安ですが、地域・外壁材・日当たりなどで差が出ます。

外壁リフォームのタイミングで迷ったときは、地域の専門家に相談してみましょう。

リフォーム業者選びのコツ

壊れた壁を確認している業者

リフォームを依頼して後悔しない為には、業者選びが重要です。

良い業者を選ぶチェックポイントは以下になります。

・電話口や窓口対応が丁寧かつ親切で、誠実に質問に回答
・見積書の内訳が丁寧
・施工実績や地元の施工例を見せてもらう
・保証アフターサービスの充実(工事後3~10年保証アリ、など)
・地域によって使える助成金や補助金を紹介してくれる

たとえば、契約を急かしてきたり見積もり額が不明瞭だったり、こちらの要望を聞いてくれない業者には不信感を抱くかと思います。

まずは、地域密着型で地元の施工例も多く、どんな工事をしたのか明確に分かる業者を選ぶようにしましょう。

また、良心的な業者はできるだけ安くリフォームできないかなどの提案をしてくれる場合があります。
使える補助金の紹介やアフターサービスの手配も行き届いているはずです。

この先も長く住まいを守っていくためには、工事後のメンテナンスや点検も欠かせません。

工事が終わってからも何かあったときには丁寧にサポートしてくれる業者を選ぶことで、将来的なトラブルを防ぎ、安心して住み続けることができます。

外壁のリフォームの費用相場は?工法別にリフォームの費用感を解説|まとめ

外壁のリフォームを検討中の人に向けて、外壁の種類別に工法や費用相場を紹介しました。

きれいな見た目にすると、まるで新築のように生まれ変わります。

逆に、壁の劣化を放置すると、構造部分にも悪影響を及ぼしたり修繕費の増加につながる恐れがあります。

早いうちに手を打てば、費用も安く工期も短くて済みます。

今回紹介した相場額や良い業者の選び方を参考に、気になる症状があれば早めに依頼しましょう。

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