庭をリフォームする際の費用相場は?値段を工事内容別に解説
庭のリフォームを考えている方にとって、費用の相場は最も気になるポイントの一つです。
庭のリフォームには簡単な整地から本格的な造園までさまざまな工事があり、それぞれにかかる費用も大きく異なります。
この記事では、工事内容ごとの費用相場や実際の施工事例をもとに、庭のリフォーム費用について詳しく解説します。
【悩み別】庭リフォームで実現できること

庭のリフォームは、単に見た目を整えるだけでなく、日々の暮らしにおけるストレスを解消する絶好の機会です。
まずは、多くの戸建て所有者が抱える代表的な悩み別に、どのようなリフォームで理想の空間を実現できるのか具体的に見ていきましょう。
雑草処理のストレスをなくしたい
毎年のように繰り返される重労働な草むしりから解放されたい場合は、「防草シートと砂利敷き」、あるいは「土間コンクリートの打設」が非常に効果的です。
現在は、高い透水性を持つコンクリート素材も普及しており、水たまりを防ぎつつ雑草を完全にシャットアウトする施工が人気を集めています。
土を覆い隠すことで、虫の発生を抑える効果も期待できるため、清潔感のある住まいを長く保てるようになります。
「プライバシー」を重視して視線を遮りたい
近隣や道路からの視線が気になる庭には、最新の「目隠しフェンス」を設置したり、背の高い常緑樹を組み合わせたりすることで、落ち着ける空間を作れます。
最近では、メンテナンスが容易な人工木フェンスが主流となっており、天然木の風合いを楽しみながらも腐食や色あせの心配がない外構リフォームも人気です。
周囲を気にせずカーテンを開けられるようになるため、室内にも光を取り込みやすくなり、暮らしの質が大きく向上します。
「庭の活用」を重視して遊べる空間を作りたい
庭を「眺めるだけの場所」から「家族で過ごす場所」へ変えるには、「ウッドデッキ」や「テラス屋根」の設置がおすすめです。
洗濯物を干す実用的なスペースとしてはもちろん、週末に家族でバーベキューを楽しんだり、子供やペットが安心して遊べるクッション性の高い人工芝を敷くプランも好評です。屋外に心地よい居場所ができることで、おうち時間がより豊かになり、家族のコミュニケーションも自然と増えていくはずです。
「駐車スペース」を重視して使い勝手を良くしたい
車の増車に合わせて、庭の一部を解体して土間コンクリートの駐車場へ拡張するリフォームもおすすめです。
ただコンクリートを流すだけでなく、一部にレンガやインターロッキングを組み合わせることで、外観を損なわずに明るくおしゃれな印象に仕上げることができます。
玄関から車までの動線がスムーズになれば、重い荷物の運び入れや雨の日の乗り降りも快適になり、日々のストレスも解消されるのがポイントです。
庭リフォームにかかる費用の相場を工事内容ごとに紹介

ここからは、実際に庭リフォームにかかる費用相場について解説します。
庭のリフォーム費用は、施工面積や使用する資材のグレードによって大きく変動するため、まずは標準的な単価を把握することが大切です。
土地を整地する
庭工事の基本となる「整地」は、雑草や古い庭の残骸を撤去し、土地を平らに整える基礎工事です。
| 費用相場 | 1平方メートルあたり2,500円〜6,000円 |
|---|---|
| 工事内容 | 古い庭の撤去 土の掘削とならし ※重機を使う場合は費用が高くなる |
土地の整地は、起伏や雑草の状態により価格が前後します。
また、不要な土を運び出す「残土処分費」は別途かかることが多く、1立方メートルあたり5,000円から1万円程度の費用を見込んでおきましょう。
庭に大きな石や木の根がある場合、それらを取り除くための重機使用料などで追加費用が発生することがあります。
砂利を敷設する
砂利を敷くことで、庭の見た目を美しく整えるだけでなく、防犯対策や雑草防止の効果も期待できます。
| 費用相場 | 1平方メートルあたり3,000円〜9,000円 |
|---|---|
| 工事内容 | 防草シートの敷設(追加費用あり) |
選ぶ砂利の種類や防草シートの性能によって価格が変わります。
防犯効果を狙うなら歩くと音が鳴る砕石を、デザインを重視するなら白玉石などの化粧砂利を選ぶのが一般的です。防草シートを下に敷くことで、雑草が生えにくくなりメンテナンスの手間が減りますが、下地処理を丁寧に行うことが美しさを保つ鍵となります。
張芝をする
庭に芝生を敷くことで、緑豊かな雰囲気を演出できます。
| 費用相場 | 天然芝:1平方メートルあたり4,500円〜7,000円 人工芝:1平方メートルあたり8,000円〜1万3,000円 |
|---|---|
| 工事内容 | 土壌改良 芝生の敷設 水はけ対策 |
天然芝は初期費用を抑えられますが、定期的な手入れが必要です。一方、人工芝は初期費用が高くなるものの、水やりや芝刈りが不要なため、長期的なメンテナンスコストや手間の削減を重視する方に選ばれる傾向があります。
庭を造園する
庭全体を造園する場合、デザインや使用する植物、石材などによって費用が大きく変動します。
| 費用相場 | 50万円〜300万円以上 |
|---|---|
| 工事内容 | 植栽の選定と植え付け 石や木材を使ったデザイン 照明の設置 |
本格的な造園リフォームは、50万円から150万円程度がボリュームゾーンですが、シンボルツリーの植樹や石組みの規模によっては300万円を超える場合もあります。
最近は管理がしやすい「ドライガーデン」や、夜間のライトアップを組み合わせたモダンなデザインが流行しており、照明1灯につき2万円から4万円の追加費用が目安です。
サンルームを取り付ける
サンルームを設置することで、屋外と室内の中間スペースを作ることができます。
| 費用相場 | 60万円〜200万円 |
|---|---|
| 工事内容 | 基礎工事 サンルームの設置 窓やドアの施工 |
サイズや床材、ガラスの断熱性能によって価格が左右されます。
現在は省エネ意識の高まりから、遮熱効果の高い複層ガラス仕様が選ばれることが多く、本体価格に加えて基礎コンクリート工事や取付工賃が別途20万円前後発生します。
ウッドデッキを取り付ける
ウッドデッキを設置することで、屋外のリラックススペースを作ることができます。
| 費用相場 | 1平方メートルあたり1万5,000円から4万円 |
|---|---|
| 工事内容 | 土台の設置 木材の選定(天然木 or 樹脂) 防腐・防虫処理 |
ウッドデッキは、1平方メートルあたり1万5,000円から4万円程度が単価の相場です。
腐食に強い人工木(樹脂製)は天然木よりも初期費用が1.2倍ほど高くなりますが、塗装の塗り替えが不要なため、10年単位のトータルコストでは安く済むメリットがあります。
目隠しフェンスを設置する
外からの視線を遮る目隠しフェンスの設置は、家族のプライバシーを守り、安心して庭で過ごすために欠かせないリフォームの一つです。
| 費用相場 | 1メートルあたり1万円〜3.5万円 |
|---|---|
| 工事内容 | 既存の塀やフェンスの撤去・処分 基礎石の設置またはブロック積み フェンス本体の組み立てと固定 |
標準的な高さである1.6メートルから1.8メートル程度のものを設置する場合、10メートルほどの範囲で総額20万円から35万円程度が目安となります。
風通しと目隠し効果を両立できるため、周辺環境に合わせた最適なデザインをプロに相談するのがおすすめです。
駐車場(土間コンクリート)を打設する
庭の一部を駐車場へリフォームする土間コンクリート工事は、雑草対策にもなり、毎日の車の出し入れを驚くほどスムーズにしてくれます。
| 費用相場 | 1平方メートルあたり1万円〜1.6万円 |
|---|---|
| 工事内容 | 土の掘削と砕石の敷き詰め ワイヤーメッシュ(鉄筋)の配筋 生コンクリートの流し込みと仕上げ |
2台分(約30平米)の施工なら40万円から60万円前後となります。
生コンクリートの価格高騰が続いていますが、一度施工すれば半永久的にメンテナンスが不要になる点が大きな魅力です。水が溜まらないように計算された「水勾配」の設計は高度な技術を要するため、実績豊富なプロに依頼することが重要です。
DIYで庭リフォームはできる?プロに任せるべき?

庭のリフォームは、ホームセンターで資材を手軽に購入できるため「自分でもできる」と考えられがちですが、工程によってはプロの技術が不可欠です。
DIYとプロの境界線を明確に理解しておくことは、結果的にリフォームの失敗を防ぎ、余計な出費を抑えるために重要です。
庭のリフォームでDIYを推奨する範囲とそのメリット
小規模な花壇作りや砂利敷き、置くだけのソーラーライト設置などは、特別な道具を必要としないため、初心者の方でも安心して取り組むことが可能です。
自分の手で少しずつ庭が綺麗になっていく達成感を味わえるだけでなく、数万円単位の施工費を節約できるため、趣味として楽しみたい方には適しています。まずは失敗しても修正がしやすい小さなスペースから手を付けることで、庭への愛着もより深まるでしょう。
庭のリフォームでプロに任せるべき工事とその理由
一方で、土間コンクリートの打設や大型のカーポート設置、広範囲の整地作業などは、専門的な知識と重機が必要なため必ずプロに依頼しましょう。
特にコンクリート施工は、前述した「水勾配」という排水のための緻密な傾斜計算が重要です。これを誤ると庭が水浸しになり、最悪の場合は建物の基礎を傷める深刻なリスクを伴います。現在は機能性の高い資材も増えていますが、それらを正しく扱うには長年の経験と正確な技術が必要不可欠です。
失敗のリスクと修正費用
安易にDIYでフェンスを設置したものの、基礎が甘く強風で倒れてしまった場合、再施工には撤去費用を含めて当初の2倍以上のコストがかかることもあります。
また、地面を掘り起こした際に出る大量の残土は、一般のゴミとして捨てることができず、個人での処分は法的なハードルも高く非常に困難です。最終的に業者のトラックを手配して処分を依頼することになれば、最初からプロに任せた方が安く済むケースがほとんどです。
庭をリフォームするときに注目すべきポイント

庭のリフォームを成功させるためには、ただ見た目を整えるだけでなく、使い勝手やメンテナンスのしやすさ、そして資金計画を考慮することが大切です。
ここでは、庭のリフォームを相談する前にチェックしておくべきポイントをご紹介します。
庭のコンセプトを事前に設定する
まずは「どんな庭にしたいのか」というコンセプトを明確にしましょう。
「リラックスできる癒しの空間」「家族や友人とBBQを楽しむスペース」「子どもが安全に遊べる庭」など、目的によってデザインや必要な設備が大きく変わります。
あらかじめコンセプトをしっかり決めておくことで、無駄な工事を省き、理想の庭をスムーズに実現できます。
日頃のケアがしやすいように庭を設計する
庭はリフォームして終わりではなく、日々のケアが欠かせません。
手入れの時間をあまり取れない方なら、成長が遅い植栽を選んだり、防草シートや砂利を活用してメンテナンスの手間を減らす工夫が必要です。
芝生であれば、天然芝より人工芝を選ぶことで芝刈りや水やりの負担がなくなります。維持管理が負担になりすぎないよう、ライフスタイルに合わせた設計を心がけましょう。
リフォームにかける予算と補助金を考慮する
理想のデザインを考えるだけでなく、予算をしっかりと計画することも重要です。
まずは庭全体のリフォームにかけられる総予算を決め、その中で「絶対に譲れないポイント」に優先順位をつけましょう。
また、工事内容によっては自治体の補助金や助成金を活用できる場合があります。
例えば、以下のような工事は助成の対象になるケースがあります。
- 生垣の設置や屋上・壁面緑化(緑化推進の補助金)
- ブロック塀の撤去(防災・安全対策の補助金)
- 雨水貯留タンクの設置
補助金の有無や条件は自治体によって大きく異なるため、リフォーム業者に相談し、活用できる制度がないか確認してもらうと良いでしょう。賢く制度を利用することで、費用を抑えつつ理想の庭を実現できる可能性があります。
庭リフォームの流れと期間

庭のリフォームをスムーズに進めるためには、全体像を把握し、生活への影響を最小限に抑える計画を立てることが大切です。室内リフォームとは異なり、屋外工事は天候に左右されやすいため、余裕を持ったスケジュール管理を心がけましょう。
1.現地調査(庭の広さや排水の確認)
まずは業者が自宅を訪問し、庭の広さや高低差、地中の配管などを確認します。
特に「水はけ」の問題は庭の寿命に直結するため、既存の勾配をプロの目で確認してもらうことが重要です。搬入経路の確認もこの段階で行います。
2.プランニング・見積もり提案
現地調査を基に、図面(パース)と見積書が提示されます。
日当たりや、室内との段差など、図面上でしか気づけないポイントをプロと一緒に詰めていきましょう。予算と理想のバランスを考え、納得のいくまでプランを練り上げることが成功の鍵です。
3.契約・近隣挨拶
契約後は、着工の1週間前までに近隣住民へ挨拶を行いましょう。
屋外工事は騒音や砂埃が発生しやすいため、事前の丁寧な説明がトラブル防止に繋がります。業者が代行する場合もありますが、施主自身も一言添えることで円満な関係が維持できます。
4.着工(重機が入る場合の注意点など)
いよいよ工事開始です。
砂利敷き程度なら数日ですが、大規模な工事は2週間から1ヶ月程度かかることもあります。
重機による振動や音が発生するため、在宅ワークやペットへの配慮が必要です。コンクリート施工後は数日間の「養生期間」があり、立ち入りができなくなるため、事前の動線確認も忘れずに行いましょう。
失敗しない庭リフォーム業者の選び方

満足度の高い庭を作るためには、価格だけでなく、ライフスタイルに寄り添った提案をしてくれるパートナー選びが重要です。業者によって得意分野が異なるため、以下の3つのポイントを基準に選びましょう。
提案力とデザインセンスを見る
優れた業者は、単なる要望への回答だけでなく、プラスアルファの提案をしてくれます。
将来的なメンテナンスの手間や、家族構成の変化に合わせた活用法など、プロならではの視点があるかどうかが判断基準となります。
複数の業者から提案を受けることで、自分では気づけなかった庭リフォームのイメージをつかめるかもしれません。
専門知識と施工実績の確認
庭リフォームについては、特に「水はけ対策」や「土壌改良」について具体的な説明ができる業者を選びましょう。
過去の施工事例を見せてもらう際は、デザインだけでなく、経年変化した現場の状態についても質問してみると良いでしょう。
確かな施工実績を持つ業者であれば、安心して任せることができます。
パース(図面)の提示と透明性のある見積もり
完成イメージを立体的なパースで提示してくれる業者は、認識のズレを防ぐ努力をしている証拠です。
また、見積書に「一式」という曖昧な表現が多くないか、資材の型番や単価が明記されているかも確認しましょう。項目ごとの金額を細かく比較することで、適正価格でのリフォームが可能になります。
庭リフォームの費用相場は?工事別の価格や失敗しない業者の選び方を解説|まとめ
庭のリフォームには決まった定価がないため、同じ工事内容でも業者によって金額や提案内容に大きな差が出ることがあります。
一社だけの見積もりで決めてしまうと、相場より高い費用になったり、より良い提案を見逃したりするリスクがあります。
理想の庭を後悔なく手に入れるためには、最低でも2〜3社の専門業者から見積もりを取り、価格、提案力、そして担当者の対応をじっくりと比較することが最も重要です。
リフォーム紹介サイトなどを活用すれば、自分で何社も探す手間を省き、条件に合った優良業者を効率よく見つけることができます。
まずは複数のプロに現状の悩みを相談し、それぞれの提案を比較検討することから始めてみましょう。
「庭のリフォームを頼みたいけれど、どの業者が水はけや土壌改良に詳しいかわからない…」
「何社も連絡して、毎回同じ説明をするのは面倒…」
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