中古住宅のリフォーム費用は?実際のリフォーム事例もご紹介!
結婚や子供が生まれることをきっかけに、戸建てを購入しようと検討している方も多いのではないでしょうか。
新築は価格面で手が届きにくいかもしれませんが、中古の戸建てなら30歳前後のファミリー世帯でも無理のない予算で購入できるため、リフォームを組み合わせて賢く住み替えるのがおすすめです。
この記事では、中古住宅のリフォーム費用相場から、2025年最新の補助金制度や失敗しない業者選びのコツまでご紹介していきます。
また、戸建ては費用が高く難しいという方にむけて、下の記事で中古マンションを購入してリフォームした時の費用相場について詳しく解説しているので、気になる方はあわせてお読みください。
▷「中古マンションのリフォーム費用は?費用を抑えるポイントもご紹介!」
中古住宅をリフォームして住むという選択肢

中古住宅をリフォームして住むことには、新築を建てるのとは異なるメリットとデメリットがあります。
まずは中古住宅リフォームのメリット・デメリットを把握しておきましょう。
中古住宅をリフォームするメリット
中古住宅をリフォームする最大のメリットは、新築を建てるよりも施工期間が短い点です。
新築の戸建てを建てる場合、業者に相談してから入居するまで約1年ほどかかりますが、中古住宅のリフォームは早くて数週間、長くても4〜5ヶ月前後で完了します。
また、中古住宅のリフォームは完成した住居を改修するため、施工後のイメージがしやすく、失敗する確率が低いのもメリットです。
立地の良い物件を選べば、新築では手が届かないエリアでも理想の暮らしを実現できます。
中古住宅をリフォームするデメリット
一方で、中古住宅をリフォームするデメリットは、新築で建てるよりも改修の自由度が少ないことが挙げられます。
後ほど詳しく解説しますが、家の構造によってはリフォームできない箇所もあるため注意が必要です。
また、ローンを組む場合はリフォームローンを利用するのが一般的ですが、リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高く、借入期間が短い傾向にあるため、返済が少し大変になるというデメリットもあります。
中古住宅リフォームの費用相場【全体像】
中古住宅を理想の住まいに作り変えるフルリフォームを行う場合、一般的な費用相場は1,000万円〜3,000万円程度になります。
この金額の幅は、物件の築年数や劣化具合に加えて、どこまで最新の設備やこだわりの素材を導入するかによって大きく変動します。
中古住宅をリフォームする場合、理想の家にしたいのであれば、家の内装や外装など全てを新しくするフルリフォームがおすすめです。
一般的に家全部を改修する工事をフルリフォームと言いますが、内装を全部改修する、外装をまるごと変えることもフルリフォームと呼ばれます。
まずは予算内でどのような工事が実現可能なのか、以下の表を参考にしながら具体的なイメージを膨らませてみてください。
| 予算帯 | 実現できるリフォームの目安 | おすすめの対象者 |
|---|---|---|
| 500万円以下 | 水回り4点の交換とリビングの壁紙張り替え | 築年数が浅く内装の傷みが少ない方 |
| 1,000万円前後 | LDKの拡張や床全体の更新を含む中規模改修 | 間取りを自分流にアレンジしたい方 |
| 1,500万円以上 | 構造以外のすべてを刷新するフルリノベーション | 築古物件を新築同様の性能にしたい方 |
予算別に見るリフォーム内容の目安

予算が決まっている場合は、どれくらいの規模間のリフォームができるのかを把握することをおすすめします。
ここからは、予算帯別に具体的にどのようなリフォームが可能なのかを詳しく解説していきます。
予算500万円以下で実現できるリフォームの範囲
予算が500万円以下の場合は、家全体を劇的に変えるのは難しいため、水回りの設備を優先的に新しくするのが一般的です。
キッチンや浴室、トイレといった毎日使う場所を最新のモデルに入れ替えるだけで、中古住宅特有の古さを感じさせない快適な空間となります。
内装に関しては汚れが目立つ部屋の壁紙を張り替える程度になりますが、これだけでも家全体の清潔感は見違えるように向上するはずです。
予算内で最も満足度を高めるためには、優先順位を明確にして、最も劣化が気になる箇所から着手することがポイントとなります。
予算1,000万円前後で可能になる中規模リノベーション
予算が1,000万円前後まで確保できると、内装の大部分を一新できるようになり、間取りを一部変更して広いリビングを作るような工事も選択肢に入ってきます。
和室を洋室に変更してリビングと一体化させたり、床材をすべて無垢材に張り替えたりすることで、まるで新築のような統一感のある空間を作り出すことが可能です。
窓の断熱性能を高めるような目に見えない部分の改修にも予算を配分できるため、住み始めてからの光熱費を抑える効果も期待できるのがこの価格帯の特徴です。
自分たちのライフスタイルに合わせたデザイン性を追求しつつ、機能性も同時にアップグレードさせたい子育て世代に非常に人気があります。
予算1,500万円以上で叶う完全なフルリノベーション
1,500万円以上の予算をかけられるのであれば、基礎と柱だけを残して解体し、間取りを一から自由に設計し直すスケルトンリフォームが十分に可能です。
配管の位置から動線まで、自分たちのライフスタイルに合わせて自由に構築できるため、中古住宅とは思えないほど利便性の高い住まいを実現できます。
外壁や屋根の塗装まで含めた家全体のメンテナンスも同時に行えるため、これから30年以上安心して住み続けられる耐久性を確保したい方には最適なプランと言えます。
建物全体の性能を新築基準まで引き上げることができるため、資産価値を維持しながらの家づくりが実現します。
内装・外装・部分リフォームの費用目安

ここからは、内装・外装・部分リフォームそれぞれの費用相場を詳しく見ていきましょう。
具体的にどのようなリフォームが対象になるのかについてもご紹介しています。
中古住宅の内装をフルリフォームした場合
中古住宅の内装をフルリフォームした時の費用相場は、約500〜1,000万円程度です。
内装のフルリフォームには、キッチンやリビングの取り付けや改修、トイレや浴室などの改修、間仕切り壁の撤去など、家の中の設備や間取りの全てが含まれます。
最近はバリアフリーのために、手すりの取り付けや段差の除去をして、快適に過ごせるようにフルリフォームする方も多い傾向にあります。
中古住宅の外装をフルリフォームした場合
中古住宅の外装をフルリフォームした時の費用相場は、約500〜1,000万円程度です。
外装のフルリフォームには、屋根の張り替えや補修、門扉の取り付けや改修、庭や駐車場の改修など、外から見える範囲が全て含まれます。
外装は雨風にもさらされることから汚れや破損が起きやすい環境でもあるため、劣化しにくい素材を選ぶ必要があり、補修費用の割合が多い傾向にあります。
【外装をフルリフォームする場合の施工箇所例】
- 屋根の張り替え・改修
- 門扉の取り付け・改修
- 庭や駐車場の取り付け・改修
中古住宅を部分的にリフォームした場合
中古住宅を部分的にリフォームした時の費用相場は、安くて約5万円程度、高いと約100万円以上かかることもあります。
部分的なリフォームを繰り返すとフルリフォームよりも費用が高くなることがあるため、リフォーム箇所が複数ある場合はフルリフォームにしてしまうのがおすすめです。
部分的なリフォームの費用は、リフォームする箇所や内容によって様々なので、以下に表でまとめました。
| リフォーム箇所 | 費用相場 |
|---|---|
| 壁や天井の張り替え | 5〜10万円 |
| 床の張り替え | 5〜10万円 |
| 窓の設置 | 7〜15万円 |
| ドアの取り付け・撤去 | 7〜35万円 |
| 洗面所の改修 | 10〜25万円 |
| トイレの改修 | 15〜30万円 |
| 浴室の改修 | 60〜120万円 |
| キッチンの改修 | 50〜100万円 |
| 外壁の改修 | 10〜150万円 |
部分リフォームの積み重ねに注意すべき理由
箇所を絞った部分的なリフォームは一見安く済みますが、将来的に何度も工事を繰り返すと、その度に費用が発生し、結果的にフルリフォームより割高になる場合があります。
例えば、水回りの設備を一つずつ個別に交換するよりも、キッチンと浴室をまとめて工事する方が、資材の搬入や施工が一度で済み、総額を大幅に抑えることが可能です。
一度の工事でどこまで終わらせるのが最も効率的かを、信頼できる業者としっかり相談して決めることが賢いコストダウンにつながります。
部分的な改修を繰り返すと、家のデザインに統一感が出にくくなるというデメリットもあるため、全体を通した計画を立てることが重要です。
中古住宅リフォームの費用が高くなりやすい理由

中古住宅のリフォームにおいて、見積もりが想定より高くなってしまう最大の理由は、解体してみないと分からない内部の劣化状況が工事費を左右するからです。
古い家では、壁の内部でシロアリ被害が進んでいたり、土台が腐食していたりすることも珍しくなく、それらを補修するための追加費用が発生することがあります。
また、現在の耐震基準を満たすための補強工事や、古い規格の配管をすべて交換する作業なども、新築にはない中古住宅特有のコストとして重くのしかかってきます。
目に見えない部分にこそ費用がかかりやすいことをあらかじめ理解しておき、余裕を持った資金計画を立てておくことがトラブルを避ける秘訣です。
リフォーム業者に見積もりを依頼する際は、「想定される追加工事の可能性」についても必ず確認し、予備費として総額の10〜20%程度を確保しておくことをおすすめします。
中古住宅リフォーム費用を抑える方法

リフォーム費用をなるべく抑えて住み替えを実現するためには、物件選びの段階から動くことが何よりも重要なポイントとなります。
あらかじめリフォームが必要な箇所とそのまま使える箇所を明確に分けておき、無駄な工事を省くことが最終的な支払い総額を減らすための近道です。
ここからは、国の補助金制度やローンの選び方を工夫することで、予算内で理想を実現するためのコツをご紹介します。
状態の良い物件を選ぶ
物件を購入する段階で、なるべく築年数が浅く、大きな改修をしなくてもそのまま生活できそうな状態の良い家を選ぶことが重要となります。
基礎や構造がしっかりしていれば、高額な補強工事を行う必要がなくなり、その分だけ自分たちのこだわりたい内装や最新の設備に予算を集中させることが可能です。
ただし、状態の良い物件は市場価格も高くなる傾向にあるため、物件の購入費用と想定されるリフォーム費用の合計バランスを考える必要があります。
リフォーム前提で物件を探す場合でも、プロに同行してもらい、修繕コストが抑えられる建物かどうかを判断してもらうのが失敗しないコツです。
補助金を活用する
中古住宅をリフォームする時に、国や自治体から受け取れる補助金を利用すると、費用を大幅に抑えることができます。
2025年より「子育てグリーン住宅支援事業」が開始され、省エネ性能を高める改修には手厚い支援金が用意されているので、最新情報を必ずチェックしてください。
申請には工事着工前の手続きが必要なものも多いため、あらかじめ補助金制度に詳しい業者をパートナーに選んでおくことが確実に受給するためのポイントとなります。
以下に現在利用できる主な補助金制度をまとめましたので、自分たちが対象になるか条件を確認して、計画的に活用することをおすすめします。
| 補助金制度名 | 補助対象となる主な工事内容 | 最大補助額の目安 |
|---|---|---|
| 子育てグリーン住宅支援事業 | 窓・ドアの断熱改修、エコ住宅設備の設置など | 1戸あたり最大60万円 |
| 先進的窓リノベ2025事業 | 断熱性能の高い窓への交換、内窓の設置工事 | 最大200万円 |
| 給湯省エネ2025事業 | エコキュートやハイブリッド給湯器の設置 | 最大20万円+加算額 |
| 長期優良住宅化リフォーム | 家の寿命を延ばすための大規模な性能向上改修 | 1戸あたり最大210万円 |
住宅ローンと工事費をまとめる
中古住宅を購入してリフォームする際は、物件の代金と工事費用をまとめて一つの住宅ローンとして借り入れできる一体型ローンを利用するのがお得です。
単独のリフォームローンは金利が3%以上と高く設定されていることが多いですが、住宅ローンに組み込めば1%前後の低金利で最長35年の返済期間を組めます。
ただし、一体型ローンを利用するには購入契約前に工事の見積書を銀行に提出しなければならないため、早めに信頼できるリフォーム業者に相談しておくことでスムーズに進められます。
返済計画を立てる段階で金融機関とリフォーム業者が連携を取り、無理のない月々の支払額をシミュレーションしておくことが大切です。
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住宅ローン控除と税制優遇
2025年度の税制改正により、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象とした住宅ローン控除の借入限度額上乗せ措置が2025年末まで延長されることになりました。
中古住宅のリフォームにおいても、一定の省エネ基準を満たすことで、年末のローン残高の0.7%を最大10年間にわたって所得税から控除できるため、非常に大きな節税となります。
ただし、省エネ性能を満たさない「その他の住宅」は控除の対象外となる可能性があるため、物件選びの際にはその住宅の性能を必ず確認しておきましょう。
リフォーム前に必ず確認したい注意点

中古住宅のリフォームには新築にはない難しさがあるため、契約する前に建物の構造や業者の実績をしっかりと見極めておくことが失敗を防ぐための条件です。
見た目の綺麗さだけに惑わされて購入を決めてしまうと、後から想定外の大きな出費が発生してしまい、資金計画が崩れてしまうリスクも否定できません。
ここでは、住み始めてから後悔しないために、必ず確認しておくべき重要な注意点についてご紹介します。
家の構造によってはリフォームできない
中古物件の場合、家の構造によってはリフォームできないこともあるので注意してください。
家の構造は、梁や柱で建物を支えるラーメン構造と、壁で支える壁式構造があり、木造の戸建ての場合は壁式構造の一種である「2×4(ツーバイフォー)工法」と表記されることもあります。
壁式構造の家は壁で建物を支えているため、間仕切り壁を取り外すことは難しいです。
ただし、中には構造上取り外しても問題ない壁もあるので、一度管理会社やリフォーム業者に相談することをおすすめします。
住居の状態によっては建て替えの方が安い場合もある
建て替えは、住宅の基礎部分を含めた全てを取り壊してから新しく家を建てる方法で、費用相場は約1,500〜5,000万円です。
中古物件の内装・外装をあわせてフルリフォームした費用相場は約1,000〜3,000万円なので、場合によってはコストを抑えることが可能です。
また、建て替えは新しく家を建て直すため、家の間取りやデザインを自由にできるというのもメリットと言えるでしょう。
自分では中古物件の状態を判断できないという場合は、業者に相談して、リフォームと建て替えの見積もりをそれぞれ出してもらい比較するのがおすすめです。
ホームインスペクションで建物の健康診断を行う
中古住宅を購入する契約を結ぶ前に、専門家が建物の劣化状況を客観的に診断してくれるホームインスペクションを導入することをおすすめします。
自分たちでは気づけない雨漏りの形跡や床下の腐食などを事前に把握できれば、それを踏まえた正確なリフォーム見積もりを出すことが可能になります。
インスペクションの費用として数万円はかかりますが、購入後の欠陥発覚によるトラブルや数百万単位の追加修繕を未然に防げるため、非常に有効な手段です。
診断結果をもとに値引き交渉ができたり、最悪の場合は購入を見送る判断ができたりするため、中古住宅購入における必須の防衛策となります。
後悔しないための業者選びのポイント
リフォーム業者の選定においては、単に価格の安さだけで決めるのではなく、中古住宅の改修実績がどれだけ豊富にあるかを重視して判断するようにしましょう。
同じ内容の工事であっても、業者によって提案されるプランや補助金の活用ノウハウは驚くほど異なるため、必ず複数社から見積もりを取って比較することが大切です。
業者の公式サイトにある過去の施工事例を確認したり、実際の利用者による口コミをチェックしたりして、自分たちの希望に寄り添ってくれる会社を見極めてください。
複数の会社から提案を受けることで相場も分かり、最終的に納得感を持って契約を進められるようになるため、比較検討の手間を惜しまないことが重要です。
実績豊富な業者を比較して選ぶ
業者選びの際には、以下のポイントを必ず確認しましょう。
① 中古住宅リフォームの施工実績
- 自社サイトやパンフレットに掲載されている施工事例の数と質
- 自分たちが希望するリフォーム内容と似た実績があるか
② 補助金申請のサポート体制
- 補助金制度に詳しく、申請手続きをサポートしてくれるか
- 過去に補助金を活用した実績があるか
③ 見積もりの透明性
- 見積書の内訳が詳細に記載されているか
- 追加工事の可能性とその費用について説明があるか
④アフターサポート
- 施工後の保証期間はどれくらいか
- 不具合が発生した際の対応体制は整っているか
リフォームパークでは、お住まいの地域で実績豊富なリフォーム業者を無料でご紹介しています。まずは気軽に見積もり比較から始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ|中古住宅のリフォーム費用は?
この記事では、中古住宅をリフォームして住むための費用相場から、予算を抑えるための最新テクニックや注意点まで幅広くご紹介してきました。
中古住宅なら予算を抑えつつ立地の良い場所で理想の生活を手に入れられますが、そのためには事前の資金計画と正確な現状把握が不可欠となります。
中古住宅リフォームを成功させるポイント
- 予算に応じたリフォーム内容を把握する(500万円〜1,500万円以上)
- 補助金制度を最大限活用する(最大210万円の支援も)
- 一体型ローンで金利を抑える
- ホームインスペクションで建物の状態を事前確認
- 複数のリフォーム業者から見積もりを取って比較検討
補助金制度の活用や一体型ローンの検討、そしてホームインスペクションによる建物の状態確認などを丁寧に行うことで、賢くお得にマイホームを実現しましょう。
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