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家の外壁修理にかかる費用は?症状別の相場と助成金について

「もしかして、そろそろ我が家の外壁って修理した方がいいのかな?」そう思いながら、「でも、いくらかかるんだろう…」と不安な気持ちになったことはありませんか?

外壁修理の費用は症状や工事の種類によって大きく異なり、保険や助成金を活用すれば費用を抑えられるケースもあります。

この記事では、外壁修理が必要なサイン、症状別の費用相場、部分修理と全体修理の違いを分かりやすく説明します。

外壁修理の相場をつかみ、費用を抑える方法と業者選びのポイントを知ることで、後悔のない修理が実現できます。

外壁修理が必要なサインと放置するリスク

壁を修理する男性

外壁修理が必要かどうかは、築年数だけで判断するよりも、実際の症状を確認する方が確実です。

一般的に新築から10年を過ぎた頃に検討すると良いと言われていますが、環境条件によっては5〜8年程度で修理が必要になることもあります。

ここでは家を守るために知っておきたい、外壁への「本当に修理が必要なのかな?」という悩みに対して、具体的なサインと、放置した場合のリスクをわかりやすくご紹介します。

一度、ご自宅の外壁の状態をチェックしてみてください。

外壁の劣化症状チェックリスト

外壁の劣化は、修理が必要な時期を教えてくれる大切なサインです。

以下の症状が1つでも当てはまれば、専門業者に点検を依頼することをおすすめします。

  • チョーキング(白い粉が手につく): 外壁を手で触ったときに白い粉が付く現象です。塗膜の防水機能が低下しているサインで、塗り替えの時期が近づいています。
  • ひび割れ(クラック):外壁表面に細かいひびや深めのひびが入っている状態です。放置すると雨水が内部に浸入しやすくなります。
  • コーキング(目地)の劣化:外壁材のつなぎ目を埋めるゴム状の材料が割れたり縮んだりしている状態です。雨水の浸入経路になりやすく、早めの対処が必要です。
  • カビ・藻・コケの発生:日当たりが悪く湿気がたまる箇所に発生しやすく、外壁材の劣化を加速させます。
  • 塗膜の剥がれ・膨れ:外壁の表面が浮いて剥がれている状態は、外壁材そのものへのダメージが進んでいるサインです。

穴・へこみ・欠け:飛来物や衝突などによる物理的なダメージは、雨漏りの直接的な原因になります。

外壁の劣化を放置するとどうなる?

外壁の劣化をそのままにしておくと、見た目が悪くなるだけでなく、家そのものの寿命を縮めてしまう可能性があります。

ひび割れやコーキングの隙間から雨水が建物内部に入り込むと、大切な柱や土台を腐らせてしまうのです。

腐食が進むと、外壁だけでなく建物の骨格部分にまで修繕が必要になり、工事費用が大幅に膨らむことになります。

さらに、日当たりが悪く湿気がたまりやすい場所に生えたコケやカビは、外壁材が常に水分を含んだ状態にしてしまうため、外壁の塗膜が剥がれたり、ひび割れを広げたりするなど、外壁材そのものの劣化を早めることにもつながります。

「少し気になる」という段階で専門業者に相談することが、結果的に費用を抑えることにもなるでしょう。

外壁修理の費用相場【症状・工事別】

予算を算出する男性

外壁修理にかかる費用は、外壁の状態やどんな修理をするかによって大きく変わります。

「部分修理」と「全体修理」では費用の桁が変わるため、まずは外壁の状態を正確に診断してもらい、適切な方法を選ぶことが重要です。

ここでは、外壁の症状別・修理工事別に費用の目安を整理します。
工事代だけでなく、足場代などの付帯費用も別途かかるため、総額で把握し予算を立てる際の参考にしてください。

外壁症状別・部分修理の費用相場

外壁の一部だけに問題がある場合は、部分的な補修で対応出来ることがあります。

以下は、一般的な相場の目安です。

劣化症状 主な修理方法 費用目安
ひび割れ 表面のみシーリング補修
充填材+シーリング補修
1〜3万円程度
3〜10万円程度/箇所
コーキングの劣化 既存の上から増し打ち
除去して新しくうち替え
約500〜900円程度/m
約900〜1,500円程度/m
カビ・藻・コケの洗浄 高圧洗浄・防カビ処理 2〜5万円程度
チョーキング 基本的に全体塗装が必要 約60〜180万円程度
※詳細は以下塗装代を参照
穴・へこみ・欠け パテ補修・部分張り替え
外壁材の部分撤去・新設
1〜2万円程度
3〜6万円程度/箇所
鉄部のサビ サビ取り作業+サビ止め塗装 約200〜2,000円程度/㎡
(サビの度合で変わる)
塗膜の剥がれ・浮き 状態に応じて部分塗装
または張り替え
業者に要相談

※上記はあくまで参考目安です。実際の費用は現地調査で確認してください。

外壁塗装や張り替えなど全面修理の費用相場

外壁全体の劣化が目立つ場合や、築年数が15年以上経っている場合は、全体的な修理工事を検討する必要があります。

主な工法と費用の目安は次のとおりです。

工法 単価目安
(㎡)
外壁100~120㎡
(約30坪の総額概算)
特徴
外壁塗装 約1,700〜5,000円 約60〜180万円程度 最も一般的。塗料グレードで耐久性が変わる。
カバー工法
(重ね張り)
約6,500〜8,500円 約150〜200万円程度 既存外壁の上に新材を重ねる。撤去不要。
張替え 約6,500〜10,000円以上 約150〜230万円程度 外壁材を全撤去して新設。劣化が深刻な場合。

外壁塗装は塗料のグレード(シリコン・フッ素・無機など)によって耐久年数と費用が大きく変わります。
シリコン塗料は費用と耐久性のバランスが良く、塗り替えサイクルは10〜15年程度が目安です。

なお、いずれの工法でも外壁材の状態・下地補修の有無・地域の人件費によって総額は大きく変わるため、あくまで参考値としてご活用ください。

外壁修理の付帯費用について

外壁修理の費用を考えるときに、見落としがちなのが足場代などの付帯費用です。

高い場所での作業が伴う外壁修理では、作業員の安全を確保するための足場が必ず必要になります。

費用の見積もりには、以下の付帯費用が別途かかることを念頭に置いてください。

  • 足場設置費:約800~1,500円程度/㎡
  • 高圧洗浄費: 約100〜300円程度/㎡
  • 養生費: 約200〜400円程度/㎡
  • 廃材処分費: 撤去作業が伴う場合は別途発生

これら付帯費用は、複数の工事や修理をまとめて行うことで総費用を抑えやすい点を覚えておきましょう。

外壁の部分修理・全体修理どっちにすべき?

外壁塗装を行う業者

外壁の修理を検討する際、「部分的に直す」のか「全体的にリフォームする」のかで、費用も工期も大きく変わります。

安易に部分修理を繰り返した結果、結果的に費用が膨らんでしまうケースもある一方で、全体修理を急ぐ必要がなかったというケースも少なくありません。

どちらを選ぶべきかは、劣化の範囲・築年数・今後の維持計画次第です。

ここでは判断の目安となるポイントを整理してご紹介します。

部分修理が向いているケース

以下の条件に当てはまる場合は、部分修理で対応できる可能性があります。

  1. 築10〜15年以下で、外壁全体の状態は比較的良好
  2. 劣化が特定の箇所(1〜2か所のひび割れや劣化など)に限られている
  3. 直近5年以内に外壁塗装を行っており、塗膜の状態が保たれている
  4. 予算を抑えて早期に対処したい

劣化の進行を早期に食い止めることで、全体修理の時期を先延ばしできる場合もあります。

ただし、何度も修理を繰り返すケースもあるため、次の点も踏まえて判断してください。

全体修理が必要なケース

以下に当てはまる場合は、全体修理を検討することをおすすめします。

  1. 築15年以上で前回の塗り替えから10年以上経過している
  2. チョーキングや剥がれが外壁全体に見られる
  3. 複数箇所にひび割れやコーキング劣化が散在している
  4. 部分修理を繰り返してきたが、同じ箇所に再発している

全体修理は費用が高くなりますが、外壁全体の防水性と耐久性を一度にリセットできるため、長期的なコストパフォーマンスは高くなります。

部分修理の注意点

部分修理は費用と工期を抑えやすい反面、把握しておきたいリスクもあります。

同じ箇所での再発や、修理が必要な箇所が増えるたびに費用が重なると、累計費用が全体修理に近づく点には注意が必要です。

また、補修していない部分では劣化が引き続き進むため、外壁全体の状態を定期的に確認することが大切です。

補修箇所と既存外壁で色の違いが生じることがありますが、周囲に部分塗装を施すことで目立ちにくくなります。

業者に相談し、上記リスクの対処方法を決めると良いでしょう。

外壁修理の費用を抑える保険・助成金の活用方法

外壁塗装の費用感

外壁修理は高額になりやすい工事ですが、条件が合えば火災保険や補助金・助成金を活用することで、実質的な負担を減らせる可能性があります。

また、屋根工事と同時に施工することで足場代を節約できるケースもあるため、複数の費用削減手段を組み合わせることが賢い選択です。

修理を依頼する前に、利用できる制度がないかを一度確認しておきましょう。

制度によっては申請に時間がかかるものもあるため、早めに情報を集めておくことをおすすめします。

火災保険で外壁修理費用を補填する

火災保険は、火災による損害だけでなく、台風・大雪・豪雨・雹(ひょう)などの自然災害による損害を補償対象としている場合があります。

自然災害が原因の損傷であれば、保険金を修理費用の一部または全部に充てられる可能性があるのです。

また、地震保険にも加入している場合は、地震によって外壁にひびが入ったケースも補償対象になることがあります。

保険を活用する際は、損傷が発生したタイミングで早めに保険会社へ連絡し、現場の写真と被害状況を記録しておくことが重要です。

ただし、経年劣化による損傷は補償対象外が原則であり、免責金額や上限額によって全額補填されないケースもあります。

利用できるかどうかは加入内容と損傷の状況次第のため、まずは保険会社か火災保険に詳しい業者に確認してみましょう。

補助金・助成金を活用する

外壁修理に活用できる可能性がある補助金・助成金には、国の制度と自治体の制度の2種類があります。

それぞれの特徴を理解した上で、利用できる制度を探してみてください。

国の制度について

国が実施している住宅省エネ関連の補助金は、外壁塗装単独では対象外となるケースが多く、断熱改修など省エネ性能の向上を伴う工事と組み合わせることで対象になる枠組みが中心です。

2026年度はみらいエコ住宅2026事業(国土交通省)が該当し、登録断熱材を使った外壁断熱改修が補助対象となる場合があります。
参考:みらいエコ住宅2026事業【公式】

制度の内容や対象工事は年度ごとに変わるため、リフォームを検討する段階で業者や窓口に最新情報を確認することをおすすめします。

自治体の助成金について

市区町村が独自に設けている助成金制度は、外壁修理やリフォーム全般を対象としているものもあります。

補助額や申請条件は自治体によって大きく異なり、受付期間が限られている制度も少なくありません。

お住まいの市区町村の公式サイトや窓口で、利用できる制度がないか確認してみましょう。

申請書類の準備は手間がかかりますが、数万〜数十万円の費用軽減につながることもあるため、積極的に活用する価値があります。

屋根工事と同時施工して節約する

外壁と屋根は同じサイクルで劣化が進みやすく、どちらかのメンテナンス時期が重なることも多いです。

外壁工事と屋根工事を同時に行うと、足場を1回の設置で共有できるため、足場代(目安として10〜20万円程度)を節約できます。
別々に施工する場合と比べて、合計費用を大きく抑えやすくなるのがメリットです。

ただし、屋根の修理が特に急務でない場合は、必要のない工事まで勧められてしまうリスクもあります。

複数業者の意見を聞いた上で、本当に必要な工事だけを選ぶようにしましょう。

外壁修理はDIYでできる?プロに依頼すべき理由

壁を直している人

外壁修理は専門的な知識や技術がなければ非常に難しい作業です。

費用を抑えたいとDIYに挑戦する方もいらっしゃいますが、安易にDIYで行うのはおすすめできません。

かえって費用がかさむだけでなく、危険な事故につながってしまうリスクがあるからです。

ここでは、なぜプロの業者に外壁修理を依頼すべきなのか、その理由をご紹介します。

DIY修理の危険性とデメリット

DIYで外壁修理をすると、思わぬ危険や失敗を招くことがあります。

まず、脚立や足場のない高所での作業は、バランスを崩して転落する大きな事故につながりかねません。

また、外壁の種類に合わない塗料を使ったり、下地処理をきちんと行わなかったりすると、せっかく修理してもすぐに外壁の塗膜が剥がれてしまうなど、劣化を早めてしまうことも少なくありません。

DIYでの失敗は、外壁をさらに傷めるだけでなく、最終的に専門の業者に依頼し直すことになり、余計な撤去費用や再施工費用がかかるため、二重に費用がかかってしまうケースも多いです。

プロの業者に依頼するメリット

外壁の修理をプロの業者に依頼することで、安心で確実な修理ができます。

まず第一に、専門家が外壁の状態を正確に診断し、劣化の根本原因に合わせた最適な修理方法を提案してくれます。

次に、プロの業者が安全な足場を組んでくれるので、安心して任せることができますし、作業もスピーディーに進みます。

最後に、修理後のアフターフォローや保証制度がしっかりしている業者を選べば、万が一不具合があってもすぐに対応してもらえるので、費用面でも安心です。

失敗しない!優良な外壁修理業者の選び方

見積書

外壁修理で後悔しないためには、信頼できる優良な業者を見つけることが最も重要です。

残念ながら、中には手抜き工事をしたり、不当に高い費用を請求したりする悪質な業者も存在します。

業者選びの判断軸は「見積もりの明確さ」「資格や許可の有無」「施工実績とアフターフォロー」の3点です。
以下のポイントを参考に確認してみてください。

優良な外壁修理業者を見分けるポイント

実際に業者を選ぶ場面では、担当者の言葉や見積もり書の細部に、その業者の誠実さが表れてきます。

業者と直接やり取りする前に、以下の3点を確認する姿勢を持っておきましょう。

①見積もり内容の明確さ

優良な業者は、見積もり内容が細かく、費用の内訳が明確に記載されています。

例えば、「外壁修理一式」といった大まかな記載ではなく、足場代、高圧洗浄代、塗料の種類、修理箇所ごとの費用などが具体的に示されているかを確認してください。

もし、分からない部分があれば、納得できるまで質問し、丁寧に対応してくれる業者かどうかを判断しましょう。

②資格・許可の有無

「塗装技能士」「建築施工管理技士」「外壁劣化診断士」などの資格や建設業許可は、専門知識と技術を持つ業者かを確認する目安の一つです。

資格の有無は業者のホームページなどで確認できます。

ただし、資格だけで判断するのは危険です。
施工実績や口コミなどの評価、アフターフォローの内容など総合的に見て判断しましょう。

③実績とアフターフォローの充実度

過去の施工事例を多数公開している業者は、信頼性が高い傾向にあります。

ご自宅と似たような外壁の修理実績があるかどうかも確認してみましょう。

また、工事後のアフターフォローや保証制度がしっかりしている業者を選ぶことで、万が一不具合が起きたときに安心して任せることが出来ます。

複数社から見積もりを取ることの重要性

外壁修理で失敗しないためには、1つの業者だけで決めずに、必ず複数の業者から見積もりを取ることが非常に重要です。

少し面倒に感じるかもしれませんが、この一手間で費用の相場感を把握できるだけでなく、工法の提案内容担当者の対応を直接比較できます。

最終的に「この人なら任せられる」と思える業者を選ぶことが、外壁修理を成功させる一番の近道となります。

とはいえ、「どうやって複数の業者を探せばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。リフォームパークでは、地域や条件から外壁修理に対応した業者を簡単に比較・検索でき、そのままお見積り相談も可能です。ぜひ活用してみてください!

家の外壁を修理する費用は?|まとめ

外壁修理の費用は症状・工法によって大きく異なります。

部分修理は1箇所数万円程度から対応できる一方、外壁塗装は1㎡あたり約1,700〜5,000円、カバー工法・張り替えは6,500〜10,000円以上が目安です。
足場代などの付帯費用が別途かかるため、必ず総額ベースで確認してください。

部分修理か全体修理かは、劣化の範囲・築年数・前回施工からの経過年数を基準に判断することが重要です。

火災保険や自治体の助成金を活用できるケースもあるため、修理を検討する段階で確認しておくことをおすすめします。

信頼できる業者を見つけるためには、今回ご紹介したチェックポイントを参考に、複数の業者から見積もりをとりましょう。

複数社を比較したいときは、リフォームパークの業者検索も併せてご活用ください!

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